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高橋 和彦(たかはし かずひこ、1985年4月3日 - )は、熊本県出身の、日本の柔道選手である。階級は100kg超級。身長189cm、体重120kg。得意技は大外刈、払腰〔「柔道全日本強化選手名鑑 2012」近代柔道 ベースボールマガジン社、2012年4月号〕。現在は新日鉄住金に所属〔新日本製鐵柔道部 | チームデータ > 選手紹介 高橋和彦 〕。 == 来歴・人物 == 熊本県阿蘇市出身。小学校1年から柔道と相撲を始め、4年時には相撲で全国大会2位になった事もある〔〔高橋、成り上がりV!ダークホースが次々と強豪撃破 スポーツ報知、2010年4月30日付記事〕。 阿蘇市立一の宮中学校進学と同時に柔道に専念、3年時には九州ブロック代表としてシドニー五輪の柔道競技見学派遣に選ばれるなど、早くから注目を集めていた〔そびえる「九州の牙城」 柔道・男子 大牟田(福岡) 平成15年度金鷲旗高校柔道・玉竜旗高校剣道大会関連記事 - 西日本スポーツ2003年7月17日付け記事〕。 進学した大牟田高校では同級生の193cmある立山広喜とともにその身長の高さからツインタワーと呼ばれ活躍する。高校3年の時にはインターハイで2位、ジュニアの体重別でも3位となる。 国士舘大学進学後は学生体重別で優勝するものの、シニアの大会ではそれほど際立った活躍は見られなかった。 しかしながら新日本製鐵に入社後、初めての出場となった全日本選手権では、3回戦で判定1-2で敗れたものの、この大会で優勝することになる大学の1年後輩である石井慧と接戦を繰り広げる。 2009年には体重別と講道館杯で初優勝を果たす。さらにグランドスラム東京では、大学の先輩の鈴木桂治から一本勝ちして優勝する。 2010年に入るとワールドマスターズに出場して、世界チャンピオンのテディ・リネールに敗れるが3位に入る。その後2度目の出場となる全日本選手権においては、準々決勝で鈴木、準決勝で前年優勝の穴井隆将を破り、決勝でも高校及び大学の同期である立山に終盤逆転勝ちして、見事初優勝を成し遂げる。そして世界選手権100kg超級の代表に選ばれる。世界選手権の100kg超級では準決勝でリネールと対戦して、終了20秒前まで指導2でリードしながらポイントで並ばれると、GSに入ってから横落で敗れた。さらに3位決定戦でもイスラーム・エルシャハビに谷落で敗れて5位に終わった。無差別では準々決勝でリネールに払腰で敗れるなどして7位にとどまり、結果として両階級ともメダルを獲得することが出来なかった〔高橋 王者リネールに1本負け/世界柔道 日刊スポーツ2010年9月13日〕。 国士舘大の山内直人監督が「厳しい練習にも耐え、我慢もできる人間性が素晴らしい」と絶賛する努力家〔高橋“ツインタワー”戦制し頂点へ 産経スポーツ、2010年4月29日記事〕。重量級の選手が敬遠する中長距離走を連日取り入れ、毎日1時間近くも走る〔監督絶賛の努力家…高橋「ツインタワー」戦制す スポーツニッポン2010年4月29日付け記事〕。またスタミナがあり、軽量級選手並みの足の速さもある〔高橋、決勝で同級生破り初V 日刊スポーツ 2010年4月30日付け記事〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高橋和彦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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